お知らせ
- 一人一花運動
■一人一花フラワーガーデンチャンピオンシップについて
【概要】
一人一花フラワーガーデンチャンピオンシップ は、市内3コンテスト
◆ うみなかフラワーガーデンコンペティション
◆ 一人一花スプリングフェス市民花壇コンテスト
◆ ホークスみんなのガーデンフラワーガーデンコンテスト
の優秀者が集い、それぞれのガーデン技術を競い、ガーデンの質を高めることでガーデン文化の定着に繋げていく場として開催しています。
また、その中から毎年イギリスで開催されるチェルシーフラワーショーに、一人一花アンバサダーである石原和幸氏のチームの一員として参加するメンバーが選出されます。
切磋琢磨するガーデナー同士のネットワーク構築や、チェルシーフラワーショーへの参加を通じて、一人一花運動をけん引する人材づくりを目指しています。
2025年のテーマ「オシャレして出かけたくなる一人一花フラワーガーデン」
会場:福岡市植物園
花壇展示期間:令和7年10月12日(日)~令和7年11月24日(月・祝)

【参加団体】
① チーム HIKARI
② 時彩の森ガーデン
③ 西日本短期大学まちづくり研究部
④ 地球のこども舎&福岡花いっぱいプロジェクト
⑤ Ushifamily & S
⑥ ふくおかフラワー
⑦ ガーデニングチームGreen thumbs
⑧ 福岡県立八女農業高等学校
⑨ 西短ランドスケープデザイン部+西川研究室
⑩熊本県立北稜高等学校造園科
※番号は花壇番号です。
■デザインパース&花壇レシピの紹介
市民の皆さんの花壇づくりに是非取り入れて頂けるよう、各団体の皆さまからデザインパースと花壇レシピをご提供いただきました。気になった花壇のパース・レシピを是非チェックしてみてください。
① チームHIKARI『ふしぎの絵本「まほうのスープ」』
ーデザインパースー

‐Concept‐
おとぎの国があるといいのにな。作庭テーマは幻想的な絵本の世界。
「妖精の家」では、おいしい魔法のスープを煮込み中。花のエキスがたっぷり入ったレシピはおばあちゃんの秘伝。これを飲めば奇想天外な不思議の世界へつながります。美しい花の世界にようこそ。
作庭で工夫した点は、リサイクル重視。花壇の縁取りは木製パレット、ブロック、レンガの古材を再利用します。きれいな色調に塗っておしゃれな景色をつくります。家族旅行の思い出の品も庭に入れています。見る人の記憶に残る面白くてかわいいガーデンにします。
‐花壇レシピ‐

② 時彩の森ガーデン『 滝に魅せられて』
ーデザインパースー

‐Concept‐
20 年前、花展で滝を表現した感動をいつか植栽で再現したいと思いチャレンジしました。
滝の流れを表す草花は、流れ落ちる水のように連なり、滝の迫力とそこに宿る清らかさを表現していま
す。滝はディコンドラを主体に、滝壺はセダムや覆輪万年草(多肉植物)を植え、滝を眺める人々を
暖色系のセロシア(けいとう)やガイラルディア、紫や白の桔梗、黄色の菊等で個性を映し出してい
ます。
日本では、春は桜や藤や杏祭り、秋は紅葉狩り等で自然と親しむ慣習があります。この花壇で多様性あ
る草花の魅力に触れ、心癒される自然の息吹を感じてもらえたら嬉しいです。
‐花壇レシピ‐

③西日本短期大学 まちづくり研究部『 花に包まれて私だけの待ち時間』
ーデザインパースー

‐Concept‐
福岡市はバスを利用する人が多いというイメージから、街中にあるバス停が色とりどりの花々でそっと包み込むような、特別な時間を過ごせる空間をイメージしました。
忙しい日常の中でも、この空間では自分だけの待ち時間を楽しめます。
一人一花の花たちが迎える街中の小さなオアシスです。
‐花壇レシピ‐

④ 地球のこども舎&福岡花いっぱいプロジェクト『福岡花模様』
ーデザインパースー

‐Concept‐
博多織の模様や組子細工といった福岡の伝統美を庭に取り入れ、地域の文化を感じられるデザインにしました。
レイズドベッドやパーゴラを用いて、限られた空間に奥行きと広がりを持たせ、四季折々の花々で華やかさを演出しています。
訪れる人が思わず写真を撮りたくなるようなゴージャスでワクワクするガーデン。
ここに集うすべての方が、笑顔になれる特別なひとときを楽しめる庭をつくりました。
‐花壇レシピ‐
| 〈植物の種類〉 | 〈数〉 |
|---|
| 杉3m60×60 | 3本 |
| 杉2m60×60 | 4本 |
| 杉2m21×36 | 20本 |
| 杉3m×30×105 | 3本 |
| 白1820×9×30 | 3本 |
| 杉3m15×90 | 1本 |
| 杉2m15×90 | 2本 |
| ベニヤ9mm3×6 | 1枚 |
| 塗装合板 | 1枚 |
| 杉3m×30×45 | 1本 |
| 杉3m×45×45 | 1本 |
| アサヒペンマットカラーグレー | 1個 |
| アサヒペンマットカラーアイボリー | 1個 |
| アサヒペン ヌリデコウォール | 1缶 |
| アサヒペンスプレークリアコート | 1缶 |
1(生育)〈使用資材の種類〉 〈数〉
★汎用ポイント (家庭で真似できる技術等)
せまい空間でもレイズドベッドをもちいることにより、高さと立体感を加え空間に広がりを演出します。
⑤ Ushifamily & S『 オータムクリスマス』
ーデザインパースー

‐Concept‐
オータムクリスマスと題して、秋の色である赤・黄色・オレンジにピンクを合わせ、思わず心惹かれてしまうような色合いを考えて作庭しました。
‐花壇レシピ‐

⑥ふくおかフラワー『 妖精の庭』
ーデザインパースー

‐Concept‐
季節を感じオシャレして出かけたくなる。
水が流れ、音を感じ、ナチュラルで華やか。
それは妖精が住み、お出迎えする特別な庭。
廃材・ダンボール・新聞・発砲スチロールを利用した花壇。
‐花壇レシピ‐
<花壇タイトル> 妖精の庭
⑦ ガーデニングチームGreen thumbs『 FLOWER DINER』
ーデザインパースー

‐Concept‐
アメリカンフェンスと植物の組み合わせがとてもオシャレに感じたので、その感覚を大切にしながら作品として仕上げました。アメリカンダイナーなカフェをイメージしたガーデンです。ポップで明るく楽しい作品になりました。
オシャレしてこのガーデンに出かけたくなりますよ。
‐花壇レシピ‐

⑧ 福岡県立八女農業高等学校『 けんけん咲(ぱ)』
ーデザインパースー

‐Concept‐
私たちは、来園者を子ども達にフォーカスし、遊びに来たくなるような庭をデザインしました。
①学校の実習で、「種から育てた草花」を利用し、入り口横には、石原和幸さんの作品にヒントを得た
創作壁」と水遊びできる「ビオトープ」を配置。八女市特産のニオイヒバで造った「 緑のトンネル」
作庭では日よけにも なります。庭の入り口から飛び石 で「 ケンケンパ遊び 」 した先に、「砂遊
び」スペースを設置 しました。子ども連れで立ち寄り子どもが遊ぶ様子を大人は椅子に座り眺めなが
らおしゃべりできるスペースもあり、人と人のつながりを感じながら草花をゆっくり楽しめる庭を表
現しています。
②使わなくなった鉢をペイントしたり、砕いて敷き詰め資材として再活用し たりして 花以外の色あそ
びを表現しています。さらに、手作りの動物たちが庭の中で「かくれんぼ」しているので、動物を探
しながら庭の奥へと足が進みます。
全ての あそびが終わったあとに、砂遊びで作った作品や、動物たちを隠すことで子ども達が新しい庭
をつくるという成長していく庭です。
③本大会へのチャレンジで新しい出会いに恵まれたことに感謝しています。私たち高校生が自由に発想
を広げ 、 様々な草花に興味を持ち学ぶチャンスになりました。未来に向けて高校生が楽しく魅力的
な一人一花運動を広げていきます。
‐花壇レシピ‐

⑨ 西短ランドスケープデザイン部+西川研究室『まちの中の好き間にある、小さな居庭所(いばしょ)』
ーデザインパースー

‐Concept‐
私たちは「少し大人になって自然に立ち振る舞えるような生活」がオシャレなのではととらえ、和の雰囲気や環境の循環を取り入れた、少し大人の生活や空間はどんな場所かとデザインを考えました。現在、福岡のまちは再開発で大きくて直線的な建築が私たちの生活や社会を取り巻きはじめています。そこで、有機的で柔らかな曲線で包み込むデザインで、まちなかの好き間(すきま)に小さな 居庭所(居場所:いばしょ)を作り出そうと考えました。そこでは、おしゃべりしたり、コーヒーを飲んだり、ちょっと仕事したり、本を読んだり、ボーっとしたり・・・・花とみどりあふれる、柔らかで居心地のいい、小さな居庭所がまちの中に生まれていきます。植栽は落ち着いた和のイメージを秋の七草で、にぎやかでエネルギッシュな印象を与えるためピンクを基調とする草花を植えます。他にはドングリから育てたコナラやクヌギなども加えることで、都市の自然の循環を表現しています。
このような小さなホッとできる居庭所が福岡のまちのあちこちに生まれることで、みんながまちに出かけたくなり、自然の中で大人に立ち振る舞うやさしい文化を創り出していきます。
‐花壇レシピ‐
coming soon
⑩熊本県立北稜高等学校 造園科『ハイカラカフェテラス』
ーデザインパースー

‐Concept‐
オシャレして出かけたくなる場所はどこですか?
アンケートを実施し調査したところ「カフェ」の回答が圧倒的に多くありました。
オシャレしてオシャレな空間でカフェを楽しむ時間は格別です。花を眺めながらゆっく
りとした時間を過ごしてはいかがでしょうか?一人でも多くの方から共感していただき、
花の美しさを感じてもらえるようハンギングバスケットや花壇等で立体感を出し、オシャ
レなカフェ空間を表現しました。
また、誰でも真似して作庭できるような植栽・デザインを心掛け、草花や資材は、ホー
ムセンターや園芸店で購入できるものを選んでいます。
‐花壇レシピ‐
